スリランカのカトリック巡礼

観光マップ アトラクション | 都市別情報 | ビーチ情報 | コロンボ情報 | リンク集
スリランカのカトリック巡礼

スリランカは仏教国として知られてはいますが、ヒンズー教、イスラーム教、キリスト教が混在する多宗教国家です。キリスト教の伝統によれば、使途トマスが1世紀にインドとスリランカを訪れ、スリランカの海岸沿いにキリスト教が根づいたとされています。実際にはポルトガルの植民地時代に多く広がったとされています。キリスト教はスリランカではマイノリティーの宗教ではありますが、1505年にポルトガル人によってローマン・カトリックが伝わってから現在まで残されています。オランダの植民地時代の17世紀には、全人口の21%が教会に属していたとされていますが、現在は減少の傾向にあり210万人、全人口の6.1%となっています。
お問合せ

ヤートラ・トラベルズはテーマのある旅を得意とする現地旅行会社です。一般的な観光旅行だけではなく、お客様の興味関心に合わせた手配をしています。お気軽にご相談ください。

聖地巡礼

スリランカの仏教聖地

ローマン・カトリック教会

2012年の統計によると、スリランカの人口の6.1%がローマン・カトリックを信仰しています。カトリックはポルトガル人により植民地時代にはじめて紹介されました。スリランカでは現在でも多くのカトリック教徒はポルトガル由来の名字となっています。オランダの植民地時代には、オランダの布教者によりプロテスタントも伝えられましたが、現在スリランカのキリスト教徒の多くがカトリックを信仰しています。

スリランカにはコロンボのローマン・カトリック大主教の他11人の司教が存在します。教区はアヌラーダプラ、バドゥッラ、バッティカロア、チラウ、ゴール、ジャフナ、キャンディー、クルネーガラ、マナー、ラトゥナプラ、トリンコマリーとなっており、海岸線沿いの街に集中しています。

2005年にはコロンボにて、ヨハネ・パウロ2世によって「セイロンへの伝道者」として知られるジョセフ・ワーズが列福されました。

ローマン・カトリックの歴史

太古の旅行者によれば、スリランカ最古の王朝が築かれ仏教の聖地としても知られるアヌラーダプラにおいて、アヌラーダプラ王朝時代に土地の一部がキリスト教に与えられていたとの記録があります。また、5世紀にセイロン島へ訪れていたペルシア人商人たちのためにキリスト教会も存在していたとされています。アヌラーダプラでは5世紀頃のペルシアの十字架が発掘されている他、ワウニア近郊では装飾された洗礼池が発掘されアヌラーダプラ王朝期の前半にはスリランカにキリスト教が伝わっていたことを証明しています。1913年にアヌラーダプラで発掘された2つの十字架はインドのチェンナイ近郊の聖トマスの丘の十字架と類似しているとされています。

1505年、アルメイダ提督率いるポルトガル軍がセイロン島へ襲撃をかけ、コロンボへ降り立ちます。コッテ王パラクラマバフ9世の許可を経て、アルメイダ提督はコロンボに貿易拠点と小さな教会を建てます。教会はローマのラウレンティスに捧げられています。フランシスコ会修道士のヴィンセント牧師によりミサが行われたとされています。スリランカで記録が残る最も古いカトリック教ミサとなっています。その後、ポルトガル、オランダ、アイルランドの伝道師により西海岸、北西海岸を中心にスリランカにカトリックが広がり、人口の半分以上がカトリック教徒の街もあります。

ローマン・カトリックの儀礼

スリランカのカトリック教会では、年に5回聖母マリアに係る重要な出来事を示す儀礼が行われます。3月25日ガブリエルによる受胎告知の日、6月2日セントジョンズバプティストの母聖エリザベス訪問の日、8月15日天国へと渡ったとされる日、9月8日生誕の日、12月8日無原罪懐胎の祝日の5回です。その他、スリランカの大規模なローマン・カトリックの儀礼は次の通りです。

セント・ジョセフ・デー
3月の第2日曜日、ネゴンボの北タラウィラにある聖アンナ教会では、セント・ジョセフ・デーが盛大に祝われます。西岸部の漁師たちが参加し、「ボートの祭り」、「ボート・ペラヘラ」としても知られますが100隻以上の漁船がビーチから沖合へと出されます。


マドゥー・フェスティバル
スリランカ北西部マナーにあるマドゥー聖母マリア教会において8月6日から1週間に渡り盛大な儀礼が行われます。スリランカ全土から延べ百万人近くの巡礼者が訪れます。朝6時からはタミル語で、7時からはシンハラ語でミサが行われる他、夕方にもミサが行われます。

マドゥー聖母マリア教会は、シンハラ人、タミル人双方のカトリック教徒の聖地として知られる他、“融和”のシンボルとしてカトリック教徒のみならず、仏教徒、ヒンズー教徒、プロテスタントの聖地ともなっています。


アダムス・ピーク巡礼
アダムス・ピークはスリランカの中部に位置する標高2,243mの山です。「スリ・パーダ(聖なる足跡)」が残されていることで有名で、頂上に残る1.8mの岩には、仏教徒は仏陀の、ヒンズー教徒はシヴァ神の、イスラム教徒、キリスト教徒にはアダムまたは聖トマスのものと信じられている足跡が残されています。12月から5月の巡礼シーズンには多くの巡礼者が訪れます。

キリスト教徒の間では、アダムが楽園を追放された際に残した最初の足跡として信じられています。アダムの伝説は、楽園はそもそもスリランカにあったという言い伝えにも密接に結びついています。

ローマン・カトリック教会の見どころ

Holy Rosary (Infant Jesus Church) —ロザリオの祈り教会—(コロンボ)
「幼きイエスズの教会」として知られる「ロザリオの祈り」教会はコロンボの中心部にあります。教会にある「エルニーニョ像」は神秘的な力を持っているとされ、スリランカのカトリック教徒に有名な信仰場所となっています。スリランカ特有の教会建築で、オープンエアの通路に外側を囲まれ、教会内に入りきれない信仰者が太陽の光や雨風を避けられるような造りになっています。

The Walfendhal Church —ウォルヘンダール教会—
ウォルヘンダール協会はオランダによる植民地時代1757年に建てられました。コロンボ市内に残る数少ないオランダ建築の一つです。

St. Lucia’s Cathedral —セントルシア大聖堂—(コロンボ)
スリランカで最も古く、最も大きいカトリック教区教会の一つ、セントルシア大聖堂はインド洋に面したロケーションに位置しています。セントルシア教会周辺にはタミル人ヒンズー教徒の人口も多く、ヒンズー寺院も入り交じるロケーションです。ローマン・カトリックの街としても知られる、コッチカデに位置しています。


St. Anne’s Church —聖アンナ教会—(タラウィラ)
18世紀、 タラウィラ沖合で沈没した船から逃げ伸びた聖アンナを信仰するヨーロッパ人商人がタラウィラに教会を見つけ、そこで祈りを捧げた所、その後のビジネスが上手く行ったという言い伝えがあります。一方には、17世紀にポルトガル人がマナーからコロンボに向かう途中、タラウィラの木の下で夜を明かした所、夢の中で聖アンナ像を木の麓に見ます。朝起きると、夢で見た場所と全く同じ場所に、全く同じ聖アンナ像がそこにあったとされています。3月、8月には盛大な儀礼が行われ、スリランカ各地から巡礼者が訪れます。

The Shrine of Our Lady of Madhu —マドゥー聖母マリア教会—(マナー)
スリランカのマナー地区に位置する聖母マリア教会。400年以上の歴史があり、教会はスリランカ人カトリック教徒の聖地として知られています。スリランカで最も聖なる教会として考えられており、タミル人、シンハラ人、双方のカトリック教徒の信仰者が訪れる場所です。

St. Mary’s Church —セントメアリー教会—(マータラ)
セントメアリー教会は、400年以上前に創られたとされる神秘的なマータラの聖母マリア像が残されていることで有名です。ヨーロッパの専門家によれば、17世紀始めのポルトガルに見られる彫刻スタイルになっており、固い1枚の木灰から彫られたとされています。この像には海と関連した神話が残されています。伝説によれば、ウェリガマの漁師によって海から大きな木箱が引き上げられます。その木箱を空けると、中から海水に触れていない美しい母子像が見つかりました。漁師たちは、マータラの教区司祭にこれを手渡し、セントメアリー教会に置かれたとされています。母子像は自ら波を乗り越え海を渡りスリランカに渡ったとされています。



スリランカ現地旅行会社/ランドオペレーター Yathra Travels (Pvt.) Ltd. ―ヤートラ・トラベルズ―
(SLITO正会員/JATA在外賛助会員/OTOA在外賛助会員)

【コロンボ本社】No. 561/1, 02nd Floor, Madiwela Road,
Thalawathugoda, Sri Lanka
Tel: +94 11 4378598 / Fax: +94 11 2773501
Web: www.yathra.lk
【日本駐在員事務所】東京都港区浜松町1-12-5 αHビル5F
Tel: 03 6430 6255 / Fax: 03 6740 2073
Web: http://www.yathrajapan.com