スリランカと日本との関係

スリランカの魅力基本情報歴史 日本との関係年間行事 アクセス
空海の満濃池とアヌラーダプラの灌漑設備

『仏国記』の著者として知られる中国東晋時代の僧、法顕(337-422年)。長安からインドへの巡礼中、スリランカに立ち寄り当時のアヌラーダプラ王朝の灌漑設備を学んだとされています。弘法大使として知られる真言宗の開祖、空海(774-835年)は、遣唐使として唐の時代に中国へ留学中、法顕の残した書物からアヌラーダプラの貯水池に見られる灌漑設備を学び、満濃池の改修にその技術を用いたのではないかとされています。

明治維新以降スリランカへ渡った日本人

福澤諭吉(1835年~1901年) ― 1867年、幕府の通訳として米国へ渡航した際セイロン島へと立ち寄る。1867年にこの度の記録を『西洋旅案内』としてまとめ、印度海飛脚船の立ち寄る場所としてセイロンの記載もあります。ゴールに立ち寄り、桂枝(シナモン)の生産が盛んなこと、米と稲作の文化、仏教についてとアダムスピーク巡礼についてなどが書かれています。
岩倉使節団 ― 1873年アメリカおよびヨーロッパへの帰路セイロン島へと立ち寄る。一員の久米邦武の『米欧回覧実記』にもゴールの港でアヘン貿易の一端を見たと少しだけセイロン島への記載もあります。
有栖川宮熾仁親王(1835-1895年) ― 1883年ロシア帝国のアレクサンドル3世の即位式に出席した帰路、コロンボへと立ち寄り、スリランカと日本の仏教僧侶による交流を約束。
釈興然(1849-1924年) ― 1887年に仏教を学ぶためスリランカへ渡る。ゴールのアタパットゥワラウワに滞在し、日本人初の上座部仏教僧侶に。スリランカ人のアナガリカ・ダルマパーラとも親交があり、共にインドの仏教聖地ブッダガヤを訪れ、ブッダガヤの再建にも関わりました。
釈宗演(1860-1919年) ― 1887年に福沢諭吉の勧めでセイロン島へ留学。1893年にシカゴで開催された万国宗教大会に日本代表として参加し、スリランカ代表であったアナガリカ・ダルマパーラとも親交があったとされます。
その他 ― 釈興然、釈宗演に続いて何人もの日本人仏教僧侶がスリランカへと仏教を学ぶため留学された記録が残っています。その他にも、森鷗外(1862-1922年)、夏目漱石(1867-1916年)、与謝野晶子(1878-1942年)などヨーロッパへと留学した著名人たちもコロンボやゴールの港に立ち寄ったとされています。

昭和天皇のセイロン島訪問とゴールフェイスホテル

1921年に軍艦「香取」でイギリス、フランス、ベルギー、オランダ、イタリアのヨーロッパ5か国を歴訪。英国領時代のセイロン島にも立ち寄り、コロンボのゴールフェイスホテルに宿泊しました。ゴールフェイスホテル内のホテルミュージアムには1864年のオープン以来150年以上に渡り向かえ入れた日本人を含む著名人の写真などが飾られています。

第二次世界大戦下、1942年セイロン沖海戦

セイロン沖で日本海軍の空母機動部隊とイギリス海軍の東洋艦隊が衝突。4月5日日本軍はイギリス海軍の基地となっていたコロンボを空襲、4月9日にはトリンコマリーを空襲しています。コロンボのボレッラにある墓地には当時スリランカで亡くなった日本人の慰霊碑が建てられています。東海岸のバッティカロアの沖合には、日本軍に爆破された英国海軍の航空母艦ハーミーズが今も沈んでおり、ダイビングツアーなども行われています。

“憎しみは憎しみによって止まず、愛によって止む”―ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ

戦後の日本の統治を決定するサンフランシスコ講和会議の席にセイロン代表として出席したジャヤワルダナ氏。「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む(Hatred ceases not by hatred, but by love.)」という仏陀の言葉を引用し、欧米列強の面前で日本に対する賠償請求を放棄する旨の演説を行いました。この演説は各国の賛同を得、日本が国際社会に復帰できる道筋を作りました。ジャヤワルダナについては、コロンボ市内のJRジャヤワルダナセンターにて学ぶことができます。

日本とスリランカの国交樹立

1952年に日本はスリランカと国交を樹立。以来60年以上にわたり、政治、外交、経済、文化などの広い分野で交流が行われています。コロンボ空港やコロンボ港、2006年にオープンしたスリランカではじめての高速道路などは日本のODAによって建設されています。

スリランカで人気の『おしん』

スリランカでは1979年にテレビ放送が開始され、1982年には日本の支援によりスリランカの国営放送局が開設されました。1987年に国営放送局によって放映された日本のテレビドラマ『おしん』が国内で大ヒット。これまで数回にわたり再放送もされています。

参考: 在スリランカ日本大使館、他



スリランカ現地旅行会社/ランドオペレーター Yathra Travels (Pvt.) Ltd. ―ヤートラ・トラベルズ―
(SLITO正会員/JATA在外賛助会員/OTOA在外賛助会員)

【コロンボ本社】No. 561/1, 02nd Floor, Madiwela Road,
Thalawathugoda, Sri Lanka
Tel: +94 11 4378598 / Fax: +94 11 2773501
Web: www.yathra.lk
【日本駐在員事務所】東京都港区浜松町1-12-5 αHビル5F
Tel: 03 6430 6255 / Fax: 03 6740 2073
Web: http://www.yathrajapan.com